島田紳助さんの成功と努力の法則が熱いのでレビューする
こんにちは!
Hard Worker ナカオです。
2011年に芸能界を引退された、島田紳助さんは芸能界で常にトップを走ってこられました。
下ネタから真剣な熱い話までボキャブラリーが多く、最高に好きでした!
そんな紳助さんは、人生で2回だけ講義をしたことがあるそうです。
そのうちの1回は、NSCの後輩達にした講義があるのですが、この内容がとても最高だったので、今回は記事にしました。
講義の内容は、「夢を成功に近づける方法」を話しています。
これが、お笑いに限らず仕事にも活かせれるのでご紹介したいと思い、記事にしました。
結論だけ先にお伝えしておくと、「全て才能!」です。
才能なんです。
よかったら読んでいってくださいね!
全て才能やねん
全て才能やねん。世の中。なんの仕事も。 才能ってのはわかりやすく言うと、6段階。0から5まであると思うんすよ。 努力も0から5まであんのよ。 ほんで、才能5の人間が5の努力をしたら 5×5=25 で最高点の結果が出ると。
ダウンタウンを発見したときもそうやねん
25年前にNSCができたとき、第1回目のときに1回だけ授業したことがあって、僕とさんまと巨人が別々の日に授業して。30秒ずつネタをやってもらって。たこ焼き食いながら。顔はよう見んかってんけど。ほんで帰って。
たまたまた3人が会うて、「どやった?」って言うたときに、「1組だけやな」って言うてね。「ああ、1組な。1組だけいるよな」って言うて。
その1組がどんなやつやったって会話をせんでも3人ともダウンタウンやっていうのは明らかに認識できたね。
だからひょっとしたらM-1落ちてる君たちの中にもその5の努力をしてへんのちゃうかと。
やったつもりでいても間違えた努力をしてるんちゃうかと。
1ぐらいの努力しかしてへんかったらひょっとしたら才能が3, 4あんねんけど、かけたって3, 4にしかならない。1×3=3 やと。
そういう結果しか出てへん子がいるかもしれんから、僕らが伝えられることって努力の方法なんすよ。
正しい努力の方法
「紳助さんすっげえ努力したでしょ?」ってよう言われる。今でもよう、「努力しはりましたね」、「すごい勉強しはりましたね」って、全くしてないよ、ほんまに。ウソやなくて。全く努力なんかしてへんし、全くそんなんしてへん。
それね、いつも掛布さんと仲ええねんけど、掛布さんも同じこと言うんやね。
「虎風荘で寝る前、毎日500回バット振ってた」と。「だからミスタータイガース、掛布になれた」って言われると。
「紳助さん違うんですよ」と。
「プロになったら毎日500回ぐらい全員素振りしてますよ」と。「それを努力と言えますかね?」って言うから、「努力ちゃうよな」って。俺も言われるよ。「すげえ努力してるな」って。してないって言うねん。意識の問題なんすよ。だから意味なく500回素振りしたら腕太なるだけやね。掛布さんと同じように、虎風荘で毎日500回くらい素振りしとんねん、みんな。でも、みんなしてるから一生懸命してる。
それね、筋トレやねん、そんなもんは。練習にならんねん。
意識して500回のうちの1回1回に自分でイメージして……ピッチャーがおって、そのピッチャーが誰で、何球目で、どう放りよるねんかっていうイメージをして、意識して、1回振ってを500回繰り返してる人間と、一生懸命スイングをはよしようと思て振ってんのは筋トレにしかすぎないんですよね。
僕らの努力もそうなんすよ。
オレらも努力をほんまほとんどしたことがないし、ただどう意識を持って、どうやってやることが効率的で努力なんかと。
ボクサーは1日3時間以上練習したらオーバーワークになんのよね。3時間以上練習したらダメ。僕ね、ものすごい漫才師と似てると思うのよ。漫才師もね、異常な練習はダメ。たくさん練習したらダメ。
それはねすごく一見ね、自分たちが気持ち良く、ネタ合わせしてもうまくなったように思うのよ。
でもそれはうまくなったんでも面白くなったんでもなんでもない。単に慣れただけ。
次に進むための夢の諦め方
才能ないと思うで。ないのにいつまでも10年もこんな仕事したらあかんねん。
でも、ないねん、ほとんど。 でもあるかないかわからへん。やってみな。 だからやってみなあかんねん。 だから今日しゃべってるのはやってみなあかんねん。 やるのに、今日言うたみたいに正しくせえへんかったらやめれないねん。
なんでやめれないのって、やってへんからやねん。 だからオートバイチーム昔、自分でやっててもライダーはなかなか引退しよらへんねん。 タイム出えへんから、 「引退せえ」 言うねんね。 そしたら 「わかりました、監督。もう1回自分の走りができたらいさぎよくやめます」 って言うねんな。
いつも思ててん、 「バカか、お前は」 て。 走れへんからやめんのやないかと。 もう1回同じ走りが1回できたらやめんでいいんやないかと。 だから結果には満足せえへんと。99パーセントの人間。
でも、やった選手生活に満足しなあかんと。 だから、NSCに入って漫才師になろうと思てんから、売れるか売れへんかわからへんやろ。ほとんど売れへんのやから。
でも、10年経って20年経って、子供ができて 「昔NSCにおってん。でもなオレ完璧にやってん。ベストを尽くしてん。才能なかったわ。」 って言えたら次へ進めんねんな。
だから、さっき言う、一生懸命やる「5」を知ってほしいねん。 才能はオレたちが得たんちゃう、親が与えて神様が与えて、でもがんばれる5を覚えるやろ? ほんだらこの世界でダメでも絶対成功すんねん。 なんでか。 また違うもんを見つけたときに5をかければいいねん。 またダメやったら、また新しいことに5をかければええねん。 だから成功すんねん。
夢に向き合い続けるねん
儲かるで。この世界は儲かるで。めちゃめちゃ儲かるで売れたら。 だから夢があんねんて。 めっちゃ儲かるし、めっちゃ大きい家住めるし、めっちゃええ女抱けるで。
この3つやで、賞品は。そのためにがんばんねん。 普通のやつがそんなんになれんのこの世界しかないよ。マジで。 めっちゃ大きい家も住める、夢なんでも叶う、好きな車 乗れる、ほんでありえへん女の子と出会える。
それが頑張れるエネルギーやねんから。 そう思たら頑張らないと。 一緒やってん、昔は。ほんまに。 一緒一緒。めっちゃ一緒やったで。 パチンコ行って、2000円負けて、なんでパチンコ行ってしもたんやろって半日悩んでたもん。 一緒一緒。全く一緒。
でも夢が叶っていくと、残念ながら夢を失っていってるから、たぶん君らと今オレが一対一でお酒飲んで夢を語り合ったら残念ながら君らの勝ちやね。 それは残念やね。
君らの勝ち。 一個だけ負けてるとしたらそれやな。 泣いてしまうねん、それ思うとね、ほんま。 それだけは負けてんねんなあ。
10億で売ってくれるんやったら変わってもらいたいわ。 だから、そうやって今、いっぱいお金持ってるオレが、100パー君たちに勝ったと思てへんのや。
なにが負けてんねんて、夢の数。若さに負けてんねん。 神様が売ったるんやったら10億払うわ。お金なくなってもええ。10億払う。 ということは、みんな今10億円分持ってんねんで。 でもこのまま50になったらなんもなしやねん。 だから漫才は1回目。 これであかんかったら全てが終わるんちゃうねん。 でも1回頑張ってみよう。今の方法で。 ほんであかんかったら違う方法で頑張ろう。 まだまだ大丈夫やで。夢がいっぱいあるもん。
要約
お笑い芸人養成学校の人向けに話された講義でしたが、全ての人に共通する内容だったんではないでしょうか?
ぼくに置き換えると、野球ではプロ野球選手になることを才能で諦めましたが、今はその時の5の努力でバリバリ仕事を頑張ってます。
そうして、結果も出てきているので、紳助さんの話はとても共感しました!
ぼくも更にスピードをあげて、Hard Workで人生を切り開いてきます。
ここまでお読み頂きありがとうございました。