孫正義さんの14兆円超の有利子負債を抱える「偉大なる借金王」エピソード
こんんちは。
Hard Worker ナカオです。
ぼくは、経営層として1年半仕事していますが、「孫正義」さんほど成功してるにも関わらず、現状に満足せず常に新規事業にチャレンジし続け、あらゆるプロジェクトを高速でPDCAを回しながら実施している起業家は知りません。また、孫正義さんは「大ボラ吹き経営」で有名ですが、その真相を調べていると、こんなことを話してました。
孫正義さん
大ボラを吹いてから、ボラを現実にしていく
と話されいたのが凄く印象的で、尊敬する起業家の内の一人です！
Hard Worker ナカオ
つまりは、目標を打ち立てて、目標にたどり着くための手段を洗い出して、全部走らせていくということですね！memo memo
では、自分も後45年ほど経営層を続けると本当にそうなれるのでしょうか？
１つだけ胸を張って言えることがあります。
それは、今の自分の価値観や人生観という色の付いたフィルターを通じて、１つの事実を解釈して行動していけば、孫正義さんと同じ結果は手に入らないということです。
では、Hard Worker ナカオは少しでも孫正義さんが創った成果に近づいたり、孫正義さんを超えていく成果を出すためには何を変えていけばいいのでしょうか？
その確信に迫るためにも、孫さんの詳細なプロフィールを知りながら、一緒に気づきや学びを見つけて行きましょう！
孫正義さんのプロフィールに関して、調べてまとめましたので、興味ある人は見ていってください。
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ」
孫 正義（そん まさよし）／１９５７年ー
photo by：http://matome.naver.jp/
「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ」というTwitterでの代名詞があまりにも有名な孫正義氏は、おなじみソフトバンクグループの創業者であり、ソフトバンク株式会社代表取締役会長・福岡ソフトバンクホークスのオーナーを務めています。
その推定総資産額は、２０１５年現在、アメリカの経済誌フォーブスの発表によると、
なんと、１４１億ドルと言われていましたが、変動しています。
【2016.12 追記】総資産額197億ドル（約2兆2500億円）となり、2年連続首位だったユニクロ柳井氏を抜いて日本一の大富豪になりました。
Hard Worker ナカオ
ぼくは、ここまでの資産を築いたら仕事をしているだろうか？お金のために仕事をするステージはとうの昔に突破しているのが見れますね！ぼくは、早くそんなステージにいってみたいものです。
資産額で言えば日本人では間違いなく最高クラスの成功者である孫さんですが、 会社の方はというと、皆さんご存知の通り、ソフトバンクは「日本一の借金王」。
一時は借金ゼロを目指しましたが、13年の米携帯電話スプリントの1兆8000億円の買収を機に得意の攻めの経営に転じています。16年9月には英アーム社の買収を完了しました。
その結果、16年9月30日時点の有利子負債は14兆2998億円。3月末から2兆3774億円増えており、今後、サウジ政府系ファンドと組んで設立する10兆円ファンドに5年間に2兆6000億円出資するそうです。有利子負債が幾何級数的に膨れ上がっていくのは確実ですね。
ソフトバンクの時価総額は2016年12月時点で8兆8801億円近くになりますが、これは日本企業では第７位にあたる数字で、創業者が存命の企業としてはダントツトップ。１０兆円規模で経営できる人間は日本では孫正義さん以外にいません。
Hard Worker ナカオ
ぼくの経験ですと、数千万や数億売り上げに対してのPLやBS、そしてCFを把握して、毎週会社の健康診断をするだけで、PC画面を突き抜けるほど見ていました。また、営業戦略の進捗確認するのに、目標シートが擦り切れるぐらい見てました。
えーーーーーー！どうやって、数千億や数兆円のお金を把握するの？
そもそもHard Worker ナカオの考えとしては、資本主義＝経済活動をする。経済活動＝価値交換。価値交換＝ユーザーにメリットを与えて、対価としてお金をいただく。価値＝ユーザーの生活基準が上がること。コンプレックス克服や時間が手に入る。美味しい。安い。便利などなど。
法人＝ユーザーにメリットを与えるために、取れるだけのリスクを取って価値を提供していくこと。
で、取れるリスクの金額と期日（お金の回収時期）はいつまでかを健康診断で毎週把握して、攻めれる範囲を把握して初めて意思決定できる。それが経営者の仕事と考えています。
ソフトバンクの話に戻りますけど、どれだけすごいことを高速でさらっとやってるのやら、、、、
これほど圧倒的な資産と成功を収めてもなお、想像できないレベルの借金を背負って飽くなき挑戦を続ける孫さんは、その人生において、片時も休むことなくイバラの道を歩んできました。
普通の経営者なら数兆円の借金を背負うと怖じ気づきますよね。少なくともHard Worker ナカオはすぐにでも逃げ出したいぐらいです。
しかし孫正義さん、はさほど気にはしていないそうです。気にして無い様子が伺えるエピソードがあります。
孫正義さん
創業以来、借金漬けでやってきたんだ。借金を返済するために次々と新しい事業に乗り出せ。「全力で自転車を漕げ」[/voice]と孫正義さんが借金を返済するために、次々と新しい事業に乗り出す自転車操業をやめるように具申した部下に叱責したという有名な話です。自転車を漕ぐことをやめたら倒れることを、熟知している孫正義さんだからこそできたのでしょうか。
Hard Worker ナカオ
Hard Worker ナカオとの圧倒的な違い。ぼくは、利益の出る柱事業を創る。基盤が出来たら、新規事業に乗り出す。ダメなら見切りをつける。借金をして、圧倒的なスピードで新規事業に乗り出し続ける選択を取り続けていけば、孫正義さんみたいな起業家になれるのか？正直、怖すぎる。でも、それが、結果の違い。素直に受け入れて、スモールビジネスを高速で立ち上げていってみよう。
幼少期
在日韓国人実業家の両親のもと、佐賀県鳥栖市の朝鮮人集落で生まれた孫さんは、豚や羊と生活をともにするような不衛生で貧しく、また朝鮮人であることへの差別をも受けながら幼少期を過ごします。
これは孫さんが２０歳を過ぎて役所へ戸籍を取りにいった際に知ったことだそうですが、自分の戸籍上の住所が「無番地」と表記されていたそうです。
これは、孫さんの祖父母が過去に漁船の底に潜り込んで日本に来た際、本来住所として存在しない場所にトタン屋根で無理やり住み始めてしまったことから、住所としては番地無しの「無番地」となったそうです。
そんな番地もない場所で苦しく貧しい生活を送っていたのかと思いきや、実業家である父・三憲が密造酒の製造販売やパチンコ業で成功したらしく、高級車を何台も所有するほど裕福であった時期もあるようですね。
高校中退。アメリカの超名門大学であるカリフォルニア工科大学バークレー校へ
高校生になった孫さんはあるとき、日本マクドナルドを築き上げた名経営者である藤田田さんの著作「ユダヤの商法」を読み、とても強い感銘を受けました。
その後、孫さんは久留米大学付設高等学校を中退してアメリカへ留学するのですが、夏休みに一時帰国した際に、どうしても藤田田氏に会いたいと切望するようになりました。
それからと言うもの孫さんは、毎日毎日、藤田氏の秘書に「会わせてくれ」と電話をかけ続け、あるときは藤田氏の移動に合わせて空港にまで張り付いたりと、ストーカーも引くほどの行動力で藤田氏の面会を求めました。
Hard Worker ナカオ
ここポイントですよね！思い立ったら即行動！かつ、常識とか気にしない。自分の人生に効果的と思えば、礼儀正しく明るくカラッと元気に図々しくいきましょう！ちなみにHard Worker ナカオも、ベストセラー作家に電話で同じことをしましたw
そして、その狂信的な努力の末に、無名のイチ高校生が、あの藤田田氏との１５分間の面談のアポを取ったのです。 その１５分の面会で、孫さんは憧れの藤田田氏に聞きました。「これから何を勉強すればいいか？」と。 すると藤田氏は、目の前の高校生にこう答えました。
「これからは、コンピューターの時代だね。オレがお前の年齢なら、コンピューターを勉強する」
この藤田田氏のアドバイスが、孫さんがのちにデジタル情報を革命に人生を賭けるきっかけとなりました。 その後、孫さんはアメリカの超名門・カリフォルニア工科大学バークレー校に入ります。
※2015年世界大学ランキングでカリフォルニア工科大学バークレー校は世界4位。東京大学は21位。
大学在籍中は、本人も異常だったと言うほど勉学に明け暮れました。
孫正義さん
「アメリカに留学して毎日勉強の鬼になりました。勉強の虫じゃないですよ。そんな生易しいものじゃない。もう道を歩く時も風呂の中でも食事をする時でも、寝ている時の数時間以外は全て勉強すると。」
と留学生に英語でスピーチもしたとか。
そして１９７９年。大学卒業後の進路として日本企業に就職する気などゼロであった孫さんは、起業のための軍資金をどう集めるかを考えに考えた末に、ある答えを出しました。
孫さんが出した答えは 「発明」でした。
孫正義さん
「そーだ！ 何か発明して特許でも取れれば大金取れんじゃねーか？」
という、ごく一般的な大学生が考えたらアイタタタ・・・なことを大真面目に考えた孫さんは、１日一つの発明アイディアを生むノルマを自身にかし、最終的に生み出した２５０個の発明アイディアから、珠玉の一品を選びました。
その一品とは、「音声付き自動翻訳機」です。
孫さんは学校内の優秀な専門家たちを集めてプロジェクトチームを組んでこれを完成させ、その自動翻訳機をシャープに売り込んで、見事に１億円という大金を手にしました。まだ孫さんが２２歳の青年の話です。
孫さんが「音声機能付き電子翻訳機」のサンプルを携えてシャープ中央研究所を訪ねてきた時のことを、シャープ元副社長の佐々木正氏はこう回想しています。
「まだ少年の面影を残した彼が、アイデアを買ってほしいと売り込みにきたんです。説明の最中も、目の輝きが異様に鋭い。『これはただものではない』と感じました。
私は英語版翻訳機の研究開発費として2000万円出すことを即決しました。国連の公用語は8カ国語ある（当時）ので、英語版が完成したら他国語版も手がけなさい。合計1億6000万円の可能性があるとアドバイスしたのです」
いよいよ起業。ソフトバンク（の前身）を立ち上げる
自動翻訳機で得た１億円を軍資金に、孫さんはソフトウェア開発会社「ユニソン・ワールド」（のちのソフトバンク）を設立。大学を卒業して帰国後、博多で事務所を構えました。
創業当初、まだ売上が１００万２００万のころ、孫さんは数名の仲間に向けてこう言ったそうです。
「将来は、豆腐屋のように、一丁二丁と数えるような会社にしたい」
そんな孫さんの言葉を受けて、当時の創業メンバーはこう思いました。（・・・なに言ってんだこいつ）
Hard Worker ナカオ
ここが、記事冒頭で書いた「大ボラ吹き経営」の原点だったんですね。
あまりに現実離れしているように見えた孫さんの野望に、離れていってしまう人間も多くいたようです。
しかし、ユニソンワールドはその後「日本ソフトバンク」、そして「ソフトバンク」と社名を変え、現在では１兆円を超える利益を上げる大企業へと変貌しました。
普通なら口に出すのもバカバカしくなりそうな途方も無く大きな夢を、一点の迷い無く信じ続け、実現して来た孫正義という人物は、紛れもなく歴史に残る経営者であることは間違いありません。
ぼくの好きな言葉で、「成功者は目に見えないものを信じて行動する。非成功者は目に見えるものすら信じずに行動をしない」という言葉があります。
ぼくが、目に見えないものを信じて行動する価値観を大切にしているとはいえ、３年〜5年先程度しか考えていないのが現状です。本当に自分の考えの甘さや、未来を見据える弱さ、未熟さがわかります。
ただ、その反対で、孫正義さんのおかげで願望が広がりました。孫正義さんはHard Worker ナカオじゃ到底分からない領域の起業家ですが、彼もぼくと同じ人間ということはわかっています。彼に出来てぼくに出来ないはずは無い！とメラメラと怒りエネルギーを仕事に注ぎ込んで、新規事業の責任者としてゴリゴリ仕事をしております。
そんな孫正義さんは、１９歳の時に自身の人生５０年計画なるものを作っていたのは有名な話です。
孫正義さんの人生５０年計画
- ２０代で名乗りを上げ
- ３０代で軍資金を最低１０００億円貯め
- ４０代で一勝負し
- ５０代で事業を完成させ
- ６０代で事業を後継者に引き継ぐ。
１９歳のころに打ち立てた人生計画を有言実行してきた孫さんも現在59歳（記事執筆時点）。
その人生計画通り、いまソフトバンクグループ内外では、孫さんの「後継者選び」が非常に注目を集めています。
そして現在後継者の最有力候補となっているのが、孫さんが米グーグルから引き抜いてきた、ニケシュ・アローラ氏。インド生まれの４７歳で、グーグルの事実上ナンバー２という申し分なさすぎる実績を携えている人物です。
現在は副社長のイスに座っているアローラ氏ですが、孫さんはマスコミからアローラ氏が後継者なのかと訪ねられた際に「イエス」と答えているため、ほぼ確定と見て間違いなのでしょうか・・・。
しかし、色々ありましたね。70歳くらいまではトップ経営者として活躍してそうな気がしてきました。
自分の持った夢に、自分の人生は比例する
たった一代、たった数十年でこれほどの巨大企業を築き上げ、今なお誰よりも大きなリスクを背負って飽くなき挑戦を続けていく孫正義さん。 その人生のプロフィールは、還暦を迎えようとしている今なおまだまだ埋まりきる気配はありません。
Hard Worker ナカオ
プロフィール用紙を後200枚持ってきてください！！！！！あっちなみに毎月ですよ？w
要約
「自分の持った夢に、自分の人生は概ね比例する結果を生む。夢は、できるだけでかい夢を持った方がいい」
セリフ自体はありふれた言葉ですが、孫正義さんが言うから大きな意味を持ちますね。
ぼくは、この人生は自分の作り上げたサービスが、世の中の人の受け入れられるかの挑戦をし続けていく人生にしていきます。
インターネットを通じて、世の中に無い、ユーザーにとってメリットのあるサービスを提供し続けていく人生最高です！！
孫正義さんみたいに、規模の大きいリスクを取るかは別として、ぼくが今取れるリスクは全部取って、ユーザーに価値を与え続けて事業を拡大し続けていきます。
ここまで、お読み頂きありがとうございました
